今回はPSVita用ソフト『艦これ改』のファーストインプレッション(序盤をプレイしての感想)を書いていきたいと思います。
さて、今回取り上げる艦これ改ですが、何度も発売延期を繰り返し、ネット上では『見えている地雷』『これ本当に売るの?』と言われるほどの曰く付きゲーム。
私自身かなりビクビクしながらの購入でしたが、発売直後こそバグがそれなりにあったものの、今はパッチで大分解消されているみたいです。
艦これ改は、プラウザゲーとして人気の『艦これ』をPSVita用にリメイクしたものです。
艦娘を海域に配備したり、目的の海域に移動したりといった戦略シミュレーションゲーム要素が加わっているのが特徴です(詳しいことは公式サイトを参照下さい)。
ちなみに私はプラウザ版引退勢だったりします(初期~ドイツ艦追加あたりまで)。
今回の感想は、2つ目の海域をクリアした時点の感想になります。
プレイ時間は5時間くらい。
良いところ
・Live2D
艦娘の立ち絵がアニメーションする、プラウザ版には無かった要素です。
それほど大きく動くわけではないですが、なかなか良いと思います。
タッチして好感度上げたら漣がウインクしてくれたのは感動しました。
・シンプルなシミュレーションゲーム
シンプル故の面白さ。
作業ゲーという側面もありますが、女の子を集めて育てることに楽しみを見出せる人なら悪くないんじゃないかと思います。
駄目なところ
・とにかく説明不足
このゲームは攻略wiki前提のゲームです。
艦娘や武装開発のレシピ、特定の編成でないとクリア出来ない海域など(一応ヒントはある)。
プラウザ版経験者ならともかく、Vita版から遊ぶ人がネットを見ないでクリアするのはかなり難しいと思います。
プラウザ版はその説明不足がコミュニティの形成に繋がって爆発的に人気を得たのかもしれませんが、これはコンシューマゲームです。
ネットを見ないとまともに進められないというのは頂けないですね。
また、単純にゲームシステムの説明不足も目立ちます。鎮守府以外では開発ができないとか、編成すると回航になるとか(私の見落としだったらすみません)。
・細かいロード
鎮守府(本拠地)で各メニューを選択する度にロードがあります。
ロード自体はそれほど長いわけではないのですが、発生頻度が高いため少しイラっときます。
・キャラゲー要素が足りない
Live2Dだけでは寂しいです。
好感度を付けるなら、値によってイベント発生とかあって欲しかった。
それが贅沢だとしても、新規ボイスくらいあっても良さそうなもんなのに…
総評
クソゲーではないですが、人に勧められるようなゲームではないです。
もし、今後定期的にプラウザ版の新艦をアップデートで追加してくれるなら、艦これファンにとっては価値のあるものになりそうですが・・・やってくれるのかな?
20万本以上売れちゃったらしいし、そんな余計なことせずに艦娘追加の完全版を作りそうな気もする(汗)
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