4/15 情報更新しました
家庭用ゲーム機の年齢別レーティング機関である「CERO」が、コロナウイルスの影響によって約1ヶ月の臨時休業に入りました。
臨時休業のお知らせ2020-04-07政府の新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を受け、東京都知事より5月6日までの外出自粛要請がなされました。本機構では外部審査員が事務所に来訪して審査を行なう方式であるため、職員や審査員の在宅での審査業務はできかねます。
そのため、審査(審査中のものを含む)をはじめとする全ての業務を、4月8日より5月6日まで止むを得ず休止させていただきます。事務局はその間は閉鎖いたしますので郵便物や宅配便などの審査資料の受け取りはできかねます。なお、5月7日以降の業務の再開については、改めてホームページにてお知らせいたします。
関係の皆様には多大なご負担をおかけして誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解をいただきますようお願いいたします。
引用元:https://www.cero.gr.jp/
CEROというのは、ゲームソフトのパッケージにも記載されている「〇才以上対象」というレーティングの審査をしているところですね。
この審査を受けないと日本国内でゲームを発売することは出来ません。
そのため、CEROの休業によって今後のゲームソフト発売スケジュールに影響があるのではないかと心配されています。
というわけで、実際のところ本当に影響はありそうなのか調べてみました。
2020年発売ゲームタイトルのCERO審査状況
一部の有名タイトルのみ確認しています。
基本的にホームページを見て確認しているので、「既に審査済みだけど更新してないだけ」という可能性はあります。ご了承ください。
2020年5月発売予定タイトル
・CERO審査済み
「SAO アリシゼーションリコリス」
「Ninjala(ニンジャラ)」
「ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション」
2020年6月発売予定タイトル
・CERO審査済み
「世界のアソビ大全51」
「The Wonderful 101: Remastered」
「遙かなる時空の中で7」
「ブリガンダイン ルーナジア戦記」
「FAIRY TAIL(フェアリーテイル)」
「ミスタードリラーアンコール」
「Ghost of Tsushima(ゴースト オブ ツシマ)」
・CERO審査未完了
「Ghost of Tsushima(ゴースト オブ ツシマ)」
2020年7月発売予定タイトル
・CERO審査済み
「メタルマックスゼノ リボーン」
「eBASABALLパワフルプロ野球2020」
「機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON」
・CERO審査未完了
「ブイブイブイテューヌ」
「Root Film(ルートフィルム)」
2020年8~9月発売予定タイトル
・CERO審査済み
「Cyberpunk 2077」
・CERO審査未完了
「神獄塔 メアリスケルターFinale」
「Marvel’s Avengers (アベンジャーズ)」
「Cyberpunk 2077」
夏以降に発売するソフトはまだ審査を受けていないケースが多いようです。
6月のゴーストオブツシマはちょっと危なそうですね( ̄ω ̄;)
[4/15追記]
ゴーストオブツシマはCEROZになっていました。 Cyberpunk 2077は公式サイトでは「CERO審査予定」のままですが、CERO取得済みであることが開発者から発表されたらしいです。 |
臨時休業が長引くことになれば影響は甚大か
おそらく臨時休業が予定通り1ヶ月程度で済むのであれば、各ゲームソフトの発売スケジュールへの影響は軽微であると思われます。
問題は臨時休業が長引いてしまうケース。
要は、1ヶ月間の緊急事態宣言をもってしてもコロナが収束せず、緊急事態宣言が延長されてしまった場合ですね。
そうなれば当然CEROの休業も延長となるでしょうから、6~7月に発売予定のソフトは予定通りに発売できない可能性があります。
考えたくはありませんが(´・ω・`)
まさかコロナの影響でこんなことになるとは…
「ゲーム業界にとっては追い風」なんて声すらあったけど、もうそんな段階は過ぎ去ってしまったのでしょう。
皆さん、こうなれば不要不急の外出を控えて何とかコロナを抑え込むしかないですよ!
(今週も電車に揺られて東京へと通勤した社畜より)
説得力が無いのよな(´;ω;`)
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