【VRゲーム】東京クロノス ネタバレなしレビュー

VRミステリーアドベンチャーゲーム『東京クロノス』のレビュー記事です。

私はPSVR版をプレイしました(Oculus/STEAMVR版も販売されています)

シナリオの詳細に関しては書かないように注意していますが、

・序盤で分かるような内容は記載している
・ゲーム(シナリオ)の構成については触れている

上記を理解の上でご覧下さい。

ぶっちゃけ普通に当たりゲーなので、既に気になっているならレビューとか見ないでプレイした方が良いと思います。

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【PSVR】東京クロノス レビュー

プレイ時間は10~15時間程度。VR専用ゲームとしては十分なボリュームだと思います。

サブエンディングは複数ありますが、基本的には一本道のアドベンチャーゲームです。

システム・UIは快適な作り

VRゲームでテキストアドベンチャーってどうなんだろう…と少し心配していましたが、ちゃんと読み易い工夫がされていて感心しました。

一つ一つのテキストが短くまとまっていて、冗長さも無いからスラスラ読み進められるし、視点を動かした際もテキストが適度に(ここ重要)追従してくれるので快適にプレイ出来ます。

スキップの仕様に若干の難あり

シーンスキップ(既読部分のみ)やチャプター選択はありますが、高速スキップがありません。

基本的にはそれで問題無いのですが、後半「一度読んだ文章をもう1度読まされる」パートがあり、そこで少し困る事になります。

そのパートの殆どの部分はシーンスキップ可能ですが、中には「極一部の文章が変化している」シーンがあり、そこは既読扱いにならないためシーンスキップ出来ません。

既読ではない部分がちょっと含まれてるだけなのに、一度読んだシーンを丸々読まなくちゃならないのはかなりダレます(´・ω・`)

出来れば高速スキップ(ただし既読でない部分では停止する)が欲しかったですね。

 

先の読めないストーリーが面白い!

簡単にあらすじ。

「今は疎遠になった幼馴染8人が謎の閉鎖空間(クロノス世界)に閉じ込められる」
「8人の中に誰かを殺した犯人がおり、それを解き明かさなければクロノス世界から出ることは出来ない」

ジャンルがミステリーアドベンチャーということもあり、「殺されたのは誰なのか、犯人は誰なのか、クロノス世界はなぜ形成されたのか、幼馴染を自称する謎の9人目の正体は」などなど多くの謎が次々に現れます。その謎を考察しながら読み進めるのが楽しい!

話が二転三転して予想外の方向に向かっていくので、ずっとワクワクしっぱなしでした。

魅力的なキャラクター

幼馴染たちは皆トラウマや悩みを抱えているのですが、それに関する心理描写が秀逸です。

特に思い入れの無かったキャラでも、悲しい過去が判明する度に「その気持ち分かるよ~」と心を重ねてしまいました(´;ω;`)

わりと誰でも思い当たりそうなトラウマとか考え方が多く出てくるので、共感できる人は多いと思います。

ちなみに1周目は主人公視点オンリーなので理解できない行動をするキャラも居ますが、後からそのキャラの視点を知ることによる驚きと納得も本作の醍醐味ですね。

オカルト要素(奇跡)をどこまで許容できるか

話のメインとなるのはミステリーと幼馴染8人の過去話ですが、それでも物語の根幹にあるのはオカルトです。(なので、ガチな推理モノを求めている人には向きません)

クロノス世界なんて現実ではあり得ない(と思われる)場所が舞台なのですから、オカルトが話の土台になるのは当然ですよね。

美しい奇跡に感動できるか、「いや、何でそうなるの?」と白けてしまうか、ここはプレイヤーによって大きく分かれる点でしょう。

個人的には、奇跡にも説得力が必要だと思っています。

クロノス世界に関しては物語の冒頭から登場人物が散々考察してくれましたし、説明もあったので「何でそうなるの?」ではなく「そういう設定なのね」と納得出来ました。

ただ、終盤に登場するある人物に関してはちょっとモヤっとしましたね。「何でもアリかよ」と思ってしまいました。(重大なネタバレになるので詳細は書けませんが)

奇跡にも奇跡なりのロジックが必要で、何も説明が無いただの美しい奇跡はいまいち受け入れ難いものがありました(´・ω・`)

 

グラフィック、モーションは微妙

はっきり言ってキャラクター3Dモデル以外の出来は良くありません。

背景は微妙だし、小物(テーブルや鍋など)はかなり雑な作りに見えました。

スクショだとそうでもないですが、VRで見ると小物の大きさに凄まじい違和感があります

キャラクターがあまり動かない

と書くと、少し語弊があるかもしれません。

目パチ、口パク、それからちょっとしたモーションはあります。

ただし、大きな動きはありません。例えば視界の右端に現れた人物が正面に移動してくるにしても、歩行して移動するアニメーションはありません。ボタンをワンクリックすると正面に瞬間移動します。

私は途切れなくアニメーションする世界に入り込めると思い込んでいたので、ここはちょっとガッカリしました。まぁソフトの価格を考えたら納得も出来ますが…

 

VRゲームの中では没入感は薄め

アニメ調のグラフィックだからなのか、物の大きさや距離感が雑だからなのか、はたまた顔の位置に画面が追従するタイプ(*)だからなのか…

理由はハッキリしませんが、

VR特有の「その世界に入り込んだ」感覚はあまり感じられませんでした。

(*)説明が難しいのですが、つまり正面に居るキャラの側面を覗き込むようなことは出来ないということです。サマーレッスンではこれが出来た

もちろん普通のアドベンチャーゲームに比べたら臨場感は別格です。

没入感は薄いものの、視点を360°動かせるというVRならではの利点は堪能できたしね。

 

楽曲が素晴らしい!

OP、ED、挿入歌、どれもが良曲揃いでした。

個人的に特にお気に入りなのがASCAさんの『光芒』。

エンディングを迎えるたびに聞き惚れてしまいましたよ(*´Д`*)

 

レビュー総括

終盤少し首を傾げたくなるシーンもありましたが、概ね満足のいくシナリオでした。

こういった本格的なVRアドベンチャーゲームは希少だし、VR機器をお持ちの方は体験して損のないゲームだと思いますよ(^ω^)

基本はこのままで良いので、さらにグラフィックとモーションを強化した新作を遊んでみたいです。(次回作は発表済みですが、PSVR版は発表されていません。悲しい…)

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