地球防衛軍6クリア後レビュー。良ストーリー超ボリュームのシリーズ最高傑作【PS5】

EDF!EDF!

すっかり遅くなってしまいましたが、『地球防衛軍6』をクリアした感想を書いていこうと思います。

我らは歩兵隊

一応ネタバレには配慮しているつもりですが、ちょっとでも許せない方はプラウザバック推奨です。

また、このレビューは「PS5版、ソロ、難易度NORMAL、レンジャーを使用」でプレイしたうえでの内容となっています。

マルチプレイは度外視しているのでご注意ください。

 

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地球防衛軍6 クリア後レビュー

ストーリー性の強さが過去作との大きな違い

これまでの地球防衛軍シリーズにおけるストーリーは「謎の敵が攻めてきた!地球ヤバイ!」が全てで、場面場面でのドラマはあるものの、先が気になるようなストーリー性は皆無でした。

それが本作では一変。

ストーリー全体を通して大きな謎があり、予想のつかない展開に加えて地球防衛軍らしい絶望感と熱さも兼ね備えた素晴らしいストーリーが用意されていました。個人的には大満足(^ω^)

ただし、本作は前作である地球防衛軍5から地続きの話となっており、最大限に楽しむためには前作のプレイが必要になります。

本作だけでも話はある程度理解できると思いますが、感情移入はしきれないだろう…というのが個人的な見解です。あくまで私の考えですが、前作のプレイは必須レベルだと思います。

マルチプレイでわいわい楽しむのが主目的なら気にしなくてもいいかも

 

ゲーム性に大きな変化は無いが、順当にパワーアップ

基本的なアクションは前作と変わらず、UIなんてそのまま使い回しです。

あまりにも新鮮味が無いUI

せめて武器選択画面の文字の小ささくらいは直して欲しかった(-_-;)

ただ、操作性は少し良くなってますね。

・ダッシュがトグル式になり、ボタン長押し不要で移動が楽になった
・障害物を「乗り越える」「よじ登る」アクションが追加され、移動がスムーズになった

また、PS5版ということもあってか処理落ちは殆ど感じず、ロード時間も気にならないレベルでした。

 

本作で一番進化を感じた点は、持てる武器が増えたことです。

今までは装備できる武器は2つだけでしたが、手榴弾やトラップ系の武器が別枠(サブウェポン的な扱い)になって3つの武器を持っていけるようになりました。

「おい、そんだけかよ!」と言われてしまいそうですが、これによって武器選択の自由度は格段に増したし、手数が増えるだけでアクションゲームは楽しくなるものです(´・ω・`)長距離武器で1枠取られることを考えればまだ足りないくらいだけど

この調子で補助装備も2つくらい装備出来るようにして欲しいなぁ。アイテム取得範囲アップとか恒常パワーアップでいいじゃんって思うし

 

ボリュームは凄まじいが、若干のマンネリ感も

前作も相当なボリュームでしたが、本作はそれを上回る超絶ボリュームでした。ちょっと多すぎるくらいです( ̄∇ ̄;)

しかし使い回しのミッションが多いせいで、ボリュームが増えたことを素直に褒められません。(中には敵が少し違うだけでマップと会話そのままなんてのもあったり)

ストーリーの都合上ある程度は理解出来る面もあるのですが、それにしてもちょっと多いような…

ただでさえ前作とゲーム性がほとんど変わってないのに、これではどうしたってマンネリを感じてしまいますよ( ̄ω ̄;)もっと質を重視して欲しかった

 

イカにタコ!敵は手強く種類も豊富。しかし中にはウザすぎる奴らも…

発売前から話題になっていたイカやタコを始めとして、新たな敵が多数追加されました。

盾がウザくて手強いけど、攻略し甲斐もあるタコくん。嫌いじゃない

ミッションの使い回しという点ではマンネリもありましたが、敵に関しては予想以上に種類が多く、それぞれ特徴的で良かったと思います。

本作から初登場のアンドロイド兵など、これまでのシリーズには居なかった新しいタイプの敵が多くて新鮮でしたね。あの不気味さが堪らない。

キャノンボール

ただしキャノンボール、てめぇは駄目だ(#^ω^)ビキビキ

擲弾兵までは許せましたが、なるべく味方を生き残らせたい派の私としてはコイツだけはちょっと容認出来ません。

SNSとか見てる感じだと、攻撃できるタイミングが限られているネイカーがテンポの悪さから嫌われているみたいですね。私はネイカーはそこまでですが、似たような理由で蟻のタマゴが大嫌いです(・_・)

前作で猛威を振るった視界を焼き尽くすクソレーザーは改善されていたのでご安心ください

 

アイテム自動回収無し

相変わらずです。

ただ、これに関しては必ずしも悪い事とは思っていません。(この辺の考えは下の記事で語ってます)

【地球防衛軍6】悲報?武器・アーマーの自動回収が実装されることは未来永劫無い模様
EDF!EDF! 今回はプレイヤーによって受け取り方が大きく変わりそうな話題です。 現在、Gamerさんに『地球防衛軍6』プロデューサー岡島氏へのインタビュー記事が掲載されています。 *ネタバレが含まれるため、EDF6を未クリアの方は見ない

 

細かい不満点

・ダッシュ中に「乗り越える」アクションが発生しない

・装備のプリセット登録機能が欲しい

・シリーズ伝統の「建物にめり込んで動かない敵」や「地面に埋もれて倒せない敵」など、相変わらずのチープさを感じる作り

・一部ミッションの開始時に長い会話シーンがあり、スキップ出来ないため周回したいときにイライラする

・終盤のオペ子が前作とは違う意味でウザい(というかキモイ)

・味方兵士の声(遭遇した時に発する声)がやたら小さい。あれ聞くの好きなんで改善して欲しい

・処理落ちは無かったがフリーズは1度だけあった。ミッションクリア直前に落ちるとかなり萎える

 

地球防衛軍6 レビュー総括

とにかくストーリーが良かったです。地球防衛軍でこんな力の入ったストーリーを見れるとは思いもしませんでした。

ただ、終盤の盛り上がりは前作の方が上でしたね。中盤までの絶望感は本当に凄かったのですが……まぁまた人類1割になられても何のための6だよって話になるし、仕方ないとは思います(´・ω・`)

ゲーム全体で見ても随所でパワーアップしており、個人的にはシリーズ最高傑作という結論です。多少の不満点はありますが、それでも面白かったので。

前作が楽しめた方には問答無用でオススメ。前作EDF5未プレイの方はそちらから始めてみることをオススメします。

 

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